「読みかけの本、書きかけの夢」

壊れかけの玩具のように

同じことを繰り返してた


終りかけの映画のように

ありふれた台詞零してた


崩れかけの砂の城は

白い波だけを見つめ


狂いかけの時計の針は

過ちに気付かずずっと


造りかけの自分は

何することもなく


戻りかけの道を少し

進めるだけ進もうと


止まりかけた未来は

歯車をまた組み戻し


諦めかけの昨日より

動き出す前の今日を


潰しかけたその夢は

この胸に折りたたみ



迷い惑い落ちるより



始まりかけの物語

ただひたすら綴り続ける

アトガキ  webclap!
ある日の朝、突然書いた詩。
タイトルは成功…したつもり。
内容は…
気に入ってはいます。
どうでしょう?

モドル